2019年を終えて 〜今年最後のメッセージ〜

皆さん、こんばんは。

もうすぐ日本は2019年を終えます。今年も皆さんに本当にお世話になりました。ありがとうございました。

それにしても日本のクリーニング業界は厳しい時代に入りました。地球温暖化、崩れるドレスコード、上がらない収入から減るウール製の洋服、洋服メーカーはワッシャブル衣類の開発ばかりに力を入れる、人々は益々家庭洗濯に傾注していく、このように見てるとクリーニング店がどんどん廃業に追い込まれる時代です。

しかしおおよそ50年前の今頃、アメリカでも同じような状況を迎えていました。その時、アメリカでは同じように廃業していくお店もあれば業態を変えて生き残りを図ったお店もありました。またはターゲット顧客を変えて生き残ったお店もありました。その当時、廉価で大量販売をやっていたクリーニング店で残ったところはほぼないという事実です。日本はアメリカと違いますが業界の流れはとても似ています。間違いなくアメリカの方向性は参考になるでしょう。

2020年は日本にとってとても大きな節目になると思います。我々メーカーも皆さんの業態の変化に貢献出来る準備をしておかなければならないでしょう。そんな激動の時代になる予感、皆さんはどうしていこうと考えますか?
ヒントは「外に出ていろんな会合、展示会、視察ツアーに参加して研鑽すること」でしょう。こんな時代だからこそもっと自分自身に投資すべきだと思います。来年は5月にIDC国際クリーニング会議があります。こういう会議に参加して世界で何が起こっているのか?を探しに行くのもとてもおすすめです。参加に興味のある方は是非ご一報ください。

来年もあと少し、皆さん良いお年をお迎えください。私も引き続きゴルフにワインのネタを織り込みながら世界中の業界話をしていきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。