ハワイのクリーニング事情

皆さん、こんにちは。

今回はハワイのクリーニング事情についてお話ししたいと思います。

ところで皆さんはハワイにどれだけの人が住んでいると思いますか?私も聞いただけの話ですがおおよそ100万人が住んでいるそうです。もちろん、オアフ島だけでなく全島を併せての話と思いますが・・・。それにしてもハワイって良いところですね。夏でも全然暑くないし、その割に寒くない。これが一年間ずっと続くんだからなんと過ごしやすいことか!

さて、皆さん。ハワイで一番大きなクリーニング店はどこかご存じですか?

驚くなかれ!一番大きい会社は白洋舍なんです。現在オアフ島に15店舗位を持っていると思います。白洋舍はもう一つリネンの会社Dustexという会社もお持ちでハワイでは老舗中の老舗として存在感がとても大きい会社です。今回私も訪問した理由は白洋舍を訪れるためだったのですが・・・。

しかし現地はとても大変な状況になっているそうです。現地の社長をやられている小村さんの話によると人件費がこの4年で40%も上がったそうです。こんな急激な上がり方で利益を出せる企業ってあるんでしょうか?もう少し政府は企業の事も考えてもらいたい、と思うばかりです。何故ならば私がこの立場だったら利益を出せる自信がないからです。皆さんはどうでしょうか?日本政府にそのような対応をされたら利益出るでしょうか?それでもやって行っているわけですからお見事としか言いようがないです。

しかし白洋舍も決して潤沢な経営をやられているわけではないようです。私はアメリカのビジネスを知ってしまったのでその物差しで彼らを見ているとやはり一番の問題は「言葉の壁」のように感じました。ハワイで一番多い顧客は日本人、もしくは日系人です。だからやっていけているような気がしてなりません。もちろん、白洋舍はアメリカ海軍なども顧客になっています。ハワイで一番のビジネスは軍関係と観光客と言われているわけですから要諦はつかんでいるわけです。

しかしハワイで一番顧客にしなければならないのは地元の有力者、いわゆる富裕層です。これはアメリカのビジネスとして一番大切にしなければならない事と思います。(もちろん、日本だって一番大切ですが・・・)日本人は意外と地域の人々との密着はあまり求めない、というか遠慮がちなのでしょうね。

しかし日本人のこの遠慮がちな考え方が最終的に優良顧客に指名買いしてもらえない要因なのではないか、と私は考えています。私はどちらかと言えば外国人、というか私の親に言わせると「お前は図々しい!」と言われます。図々しい方が関係は深くなるような気がします。そしてアメリカのビジネスでは関係が深くならなければ長く続かないのがセオリーです。

白洋舍にはこれからもハワイを頑張ってもらいたいと心から思っています。こちらももっと応援しないと!もっとゴルフしに来るか!!(笑