中国を訪問して見えるクリーニング業の可能性

皆さん、こんにちは。

今回は中国のマーケットを見てみたいと思います。ちょうど先日、中国を出張してきたので現在の中国マーケットについていろいろ述べて見たいと思います。

 

まず感じた事、それは「中国は本当に大きい!そして人が多い!」これに尽きますね。今回は北京、瀋陽、営口(インコウ)、大連を訪問したのですがどこも日本からすれば大都市!営口(インコウ)が一番小さな都市でしたがそれでも200万人の人口でした。誰もが聞いたことのある街はほぼ全部1000万人都市なんです。なんでこんなに人がいるのだろうか?と思ってしまいますが、それ故に羨ましい市場があります。

そんな中国ですが、この国を旅すれば旅するほどアメリカと似てるな、と思いました。ポイントは

  • 貧富の差がとても激しいこと
  • お金を使う癖があること

この二つです。どちらも日本に全くない条件です。特にクリーニングは貧富の差が激しい国の方が利用率が高いことがすでにその他海外で証明されています。故に日本のような超中流国家でクリーニング需要が高いのはとてもまれなケースと言えるのです。(しかし、日本は需要減退の危機に直面しておりますが・・・)

街を歩いているともう一つ思う事があります。それはワイシャツを着ている人がとても少ない事です。人々の生活レベルは確実に上がっているのですが、まだ日本人のようなスーツやワイシャツ、ネクタイという訳ではなくポロシャツに下は作業着、Tシャツにジーンズ、という感じの構成が男性にはとても多いです。会社の経営者であっても決してワイシャツを着る訳ではなく作業着やポロシャツを着ている人が多いのです。

今回のエリアは中国の東北部と言われており、昔一番栄えていたエリアだったようです。しかし中国政府は開発のエリアを上海、深セン、広州など南部に変えたために東北部は一気に失速してしまったと言うことです。しかしそれぞれの街はとても落ち着いており、特に弊社の事務所がある大連は日本人の街と言っても良いくらい日本語であふれており、中国の典型的な大都市とは雰囲気が全く違うのです。

こうやって見てみると中国の街はそれぞれの地域で全然違う人種と考えで成り立っており、それぞれの地域でクリーニング店のあり方は違う可能性があります。その中でも全国チェーン展開をしている会社もあったりとこれからさらに伸びていく可能性を感じる市場でした。

次回のブログで中国でどんなクリーニング業が成り立っているのか?をご紹介したいと思います。お楽しみに!