韓国のクリーニング事情を探ってきました!

みなさん、おはようございます。昨日から韓国に来ております。

今回から日本語と英語の両方をお送りすることとしました。というのも多くの外国人読者から「英語版はないの?」というお問い合わせをいただいたためです。つたない英語ですが興味のある方は両方ともお読みください。

Good morning. I am coming to Korea from yesterday.

I am happy to upload my article with English from this time, because I got so many requests from overseas readers about English version. There are some incorrect expression, I apologize in advance.  

韓国のクリーニング業界は日本のモデルをそのまま踏襲したものになっています。その理由もよくわかります。まずは国民の貧富の差ですが、日本とほぼ一緒です。韓国の一部の財閥系家族は無類の大金持ちではありますが、そういう例外を除けば金持ちも貧乏もいない中流層でまとまっているのです。日本は多くの中流層の方にある程度の低価格でクリーニングを提供しておりますが、韓国でもクリントピア、ワールドクリーニングなどが全く同じような形で展開をしております。

Korean Dry Cleaning industry is very similar with Japanese industry. I can understand the reason why. First of all, there is no disparity of wealth except giant family concerns, it is almost same in Japan, so most of all people are middle classes. We have so many dry cleaners to charge pretty reasonable price in Japan, and there are big chains such as Cleantopia and World Cleaning doing very similar service in Korean market.  

一方で違うこともあります。その一つとして日本にあるとても厳しいドレスコード、これが韓国にはありません。銀行など一部の業界ではドレスコードはありますが、ほとんどの業種にドレスコードはありません。これはクリーニング業界には大きく作用する条件です。

On the other hand, there is some differences. One of the differences is dress code, which is very strict in Japan. But there is no dress code in Korea except some industries such as bank and local government office. Dress Code is really big factor to make more business in our industry.  

私は1999年に初めて韓国を訪問してそれから定期的に訪問し続けております。そして最近特に感じることがあります。それは韓国では最近本当に街が綺麗になった感じがします。現在、テジョン(大田)という韓国の中部にある町に来ておりますが、本当に通りが綺麗なのです。

I have been Korea in 1999 as my first trip, and then I have been here regularly. Recently, I am feeling one thing, it is that towns and streets are getting really clean. I am now in Teajung, where is locating very center in Korea, this town is really clean!!

 

それから最近は若者のクリーニング利用率がとても高くなってきているというお話も聞きます。実際にあるクリーニング店を訪問しましたが、たった30分くらいでざっと5~6人のお客様がいらっしゃいました。半分以上は若い男性客で、出すものは日本とほぼ一緒でワイシャツ、ズボン、ジャケットです。

Also, I heard very interesting story. Recently, more young generation people tend to use dry cleaners more. In fact, I visited a cleaners in the morning, and I stayed there about 30 minutes. I saw more than 5 customers and more than half of the customers were young gentlemen. They brought shirt, pants, and jacket, very similar in Japan.

なんといっても韓国独特なのは靴のクリーニング。このお店の棚にも運動靴がずらり!私はこの習慣に感心しております。将来、日本にもこういう習慣ができるといいのですが・・・。皆さんはどう思いますか?もちろん、これは価格がポイントでしょう。ちなみに価格は350円から400円くらいです。

Also, very unique service in Korea is shoe cleaning. Especially, many people bring sports shoes and casual shoes. I like this culture and hope to bring to Japanese market. How do you think for your market? Of course, it is up to the price. For your information, the price in Korea is between $3.50 and $4.00.

 

ドレスコードがなくても綺麗を意識するようになった若年層が韓国のクリーニング業界を更に活性化していく可能性を感じるようになりました。やはり綺麗を意識してもらわなければ我々の業界は発展しませんね。

Even if there is no dress code, the conscious about cleanliness in young generation will lead this industry bigger in the future. This mentality is necessary to develop our industry.

利益率を上げるために考えることとは?

みなさん、こんにちは。

5月はまだ海外の出張がありませんので今回はアメリカと日本のクリーニング業の利益率の違いについてお話ししてみましょう。

私はほぼ毎月アメリカを訪問しております。アメリカを訪問していつも感じることは地域一番店がどの町でも儲かっているという事実です。数字にすると「利益がでない」と嘆いているクリーニング店でも15%の営業利益、儲かっているお店になると25%も出ているのです。一方日本では地域のチェーン店でも5%の利益率を出すのがとても大変な状況です。何故ここまで違うのでしょうか?

これにはいろいろ理由があります。最初に一番大きな理由は客層の違いです。アメリカでは「地域一番店=高級クリーニング店」であり、高級クリーニング店の料金は日本に比べるとかなり高いのです。いや、もしかしたら日本の料金があまりにも安すぎるのかもしれません。ここには考え方の違いがありまして、アメリカ人は顧客がそのお店に満足をしていると基本的に他のお店の事は全く考えないというのが特徴です。一方で日本人は顧客が常に新しい商品やサービスを開拓し続けるわけでお店との関係よりも支払いを少なくすることの方が重要と考えている傾向があります。

アメリカにはたくさんのお金持ちがいらっしゃいます。そんな人々が一番クリーニングを利用しています。一年間で500万円以上も支払ってくれる顧客がいるなんて羨ましい話です。日本ではどうでしょうか?一年間で10万円以上の支払いをしてくれる顧客は上顧客であるとよく聞きます。この差は本当に大きいです。しかしこれは我々が選べることではないので、この部分は本当にどうしようもありません。

アメリカの顧客はお金持ち、日本の顧客は中流層という差が営業利益の大きさ、小ささを作っていると言えるでしょう。我々はこの現状をしっかり理解したうえで今後のビジネスを考えていかなければなりません。

ただ、営業利益率を少しでも高くする努力はできます。しかし、多くのクリーニング店は「家庭用の洗濯機も洗剤もよくなってきている。家で洗濯する人がますます増えている状況で、我々はもうどうしようもない」とあきらめているようです。対策は「価格を安くすること」と考えているわけです。私はこの部分に違和感を覚えます。実際に「現在も家庭でできないこと」で「プロのクリーニング店では出来ていること」がたくさんあるのに、ほとんど説明していないのです。

例えば家庭洗濯ではお湯で洗っていないこと。どんなに洗剤を使ってもお湯と水では洗浄力に大きく影響します。自分の手を石鹸で洗う時が一番わかり易いのではないでしょうか?私だったら間違いなくお湯を使います。その方が綺麗になるからです。お洋服だって一緒です。ところが現在、ほとんどの家庭洗濯機はお湯が使える仕様にはなっていないのです。何故このことをクリーニング店では説明しないのでしょうか?

洗剤でも一緒です。大手メーカーは洗浄力の高い洗剤以上に「安全に使える洗剤」を開発しています。例えば、ワイシャツを本当に白くしたかったら30%濃度の過酸化水素水を一緒に入れれば間違いなく綺麗になります。が、こんな劇薬は家庭で使えるはずがありません。実際に業務用洗剤の方が家庭用洗剤よりも綺麗になることは明白なのです。

一番の問題は宣伝力です。クリーニング店は本当にこの宣伝力が弱いと思います。自分たちの強みをもっと店頭で出せれば安易な値下げをせずに集客することはできるのではないでしょうか?結局、やっている会社が儲かっており、やっていない会社は残念ながら儲かっていないのでしょう。

日本でビジネスをする限り、大きな売上を特定の個人から上げることは難しいでしょう。しかし売上に対する利益率を上げる努力はできるはずです。是非これを機に値段設定とプロモーションの仕方を考えてみてはいかがでしょうか?

ワイシャツは洗い方が大切です!

みなさん、こんにちは。

みなさんはゴールデンウィークをいかがお過ごしだったでしょうか?たぶん、ほとんどのクリーニング店の方々は「休んでいる暇がない!」というくらい洋服が集まっているのではないでしょうか?一年に一度の書き入れ時でしょうから頑張って売り上げていただきたいですね。私は・・・、すいません、しっかりお休みをいただきました!

さて、今回は洗いと温度、そして仕上げに対する影響などをお話してみたいと思います。先月、アメリカのClassic Cleanersを訪問してきたお話をさせていただきました。その時、彼らはHoffmanの古いワイシャツプレス機(25年前の機械)からの入替をしたのです。昔の機械ですから当然スリーブプレス機も含まれており、いわゆる3ピースモデルからの入替でした。

ちなみに三幸社のワイシャツプレス機はカラーカフスプレス機とボディプレス機の2台になりますのでスリーブはプレスせずに熱風で膨らますシステムになっているのは皆さんご存知ですね。

ここで一番大切なのはやはり洗濯機のプログラムです。我々は昔のワイシャツでは気にならないことがあったのですが、現在のワイシャツでは気にしなければならなくなりました。それは温度コントロールです。なぜならば最近は綿ポリ混紡素材(Poly Cotton)がとても多いからです。

一度実験してみてください。薄いプラスチックがありましたら、それを45度以上のお湯に浸してみると分かります。それまでまっすぐだった形状が急に柔らかくなるのです。それに冷水を浴びせると一気にその曲がった形状で固められてしまうのです。

ということで卵が入っていたプラスチックで実験してみました。小さく切ってお水とお湯の両方でやってみました。

次に50℃のお湯につけてみました。

結果は以下の通り。

上のプラスチックがお水だけでつぶしたモノ。下のプラスチックがお湯でつぶして水をかけたモノ。温度だけでここまで変わってしまうのです。

綿ポリのワイシャツを洗う時にはそのことを考えてプログラムを組まなければならないのです。例えばワイシャツを本洗で55℃の温度で洗った後に排水と脱水をする場合、必ずドラム内のお湯の温度を40℃くらいまで下げてから脱水しなければいけないのです。55℃のままで排水と脱水をしてしまうとその時にドラム内で発生するねじれで出来る皺がそのまま固まってしまい、なかなか取れない皺になってしまうのです。

実際にClassic Cleanersさんも洗いにおいては同じ問題を抱えていたのです。温度を下げないでそのまま脱水したワイシャツを弊社の機械で仕上げたら袖にこんなに皺が残ってしまいました。

そこですぐに洗剤メーカーの営業マンを呼んで、洗いのプログラムを変更してもらいました。アメリカでは「ソープマン」と呼ばれる洗剤メーカーの営業マンが洗濯機のプログラムを専門的に管理しています。プログラミングは彼らの仕事なので我々が仮に動かし方を理解していても安易にタッチしてしまえば彼らとの関係が悪くなってしまいます。だから我々は彼らが直してくれるまで待つしかないのです。

プログラムが新しくなったワイシャツで仕上げたら見事に綺麗になりました!

昔の綿100%のワイシャツを洗う時にはここまで気にすることはなかったのですが、素材の変化によって洗い方が変わらなければならなくなったことは是非ここで覚えておいてもらいたいと思います。

我々はプロとしてお客様のお洋服を綺麗にすることが最も大切な仕事なのですからこういう知識は常に頭に入れておいていただければお客様に信頼をいただくことができるでしょう。

Classic Cleanersを訪問してきました

みなさん、こんにちは。

アメリカに来ております。私のFacebookページをご覧の皆さんは私がどこにいるのか大体ご存知だと思います。今回はペンシルベニア州のCarlisleという街を訪問しました。ここを訪問した理由はClassic Cleanersという会社を訪問するためでした。そこで皆さんに今回はこのクリーニング店を紹介したいと思います。

 

普通にお店を見てみるとなんの変哲もない雰囲気なのですが、人口5万人程度の小さな街で立派な売上を上げております。実際にビジネスの内容を教えてもらうと面白いことをいくつもやっていることがわかります。実際に彼らはこれだけのビジネスを展開しておりました。

ドライクリーニング・ランドリーサービス(これは誰もが普通にやっています)

ファイヤーレストレーション(聞いたことないですよね?)

ウェディングドレスサービス(日本では全然高値で取引できないモデル)

コインランドリー(これは日本でもおなじみ)

ウォッシュ&フォールド(最近、日本で注目されているモデル)

5種類ものビジネスをやっているのです。その中でも特に面白いのがファイヤーレストレーションというビジネスです。皆さんはこの意味、分かりますか?

ファイヤーレストレーションというのは火事などで洋服が煙を吸ってしまい臭いが取れなくなってしまった場合に適用されるクリーニングサービスです。火事だけではありません。水害によって洋服が水浸しになった場合でもこのサービスが有効となります。故に保険会社との取引が多くなるわけですが、彼らの場合はCRDNというグループに属しているのでその本部からノウハウを学んでサポートしているわけです。実際にCRDNの本部からテリトリーもしっかり与えられているので、その地域内の事故については全部このお店に案件がやってくる仕組みとなっているわけです。

どのようにクリーニングをしているのか?については彼らのノウハウなので残念ですが公開できません。ただオゾンを使っているようですね。料金は保険の補償になるので全くディスカウントする必要がない、これはとてもうれしいビジネスです。

本業であるクリーニング業も忙しくしているようです。ワイシャツは毎日2000枚以上を集めますが、価格は$2.70からとなっているので決して低価格ではありません。ドライクリーニングよりもワイシャツビジネスの方が大きいようですが、参考にしなければならないのは価格をあまり安くしていないことです。アメリカはそもそも洋服のカジュアル化が進んでいます。故にドライクリーニングの需要がとても少なくなっているのです。それが故にワイシャツはとても集まりますが、ドライ衣類はなかなか集まりづらい状況になっています。それでも儲けるためにはワイシャツの値段を落とさないことです。

今回はダブルを3台も買ってもらいました。大きな投資ですが、とても喜んでもらえました。決して特別なことをやっているわけではありません。ですが日本のような行き過ぎた価格競争がないからでしょうか・・・。隣町のHarrisburgまで含めても7080店の競合があると言われておりますが、あまり気にならない競争なとのことです。

これは古くからやっている老舗ブランド、一番綺麗にやっている品質ブランドなどが原因しているのでしょう。ほぼお客様からは指名買いされているのです。社長のPaulaさんは「もしあなたは何も持っていない状態でクリーニング業をやるか?」と質問されたら私は絶対にやらないだろう、とおっしゃっていました。幸運なことに先代から残された設備とブランドがあったから続けられた、とおっしゃっていたのです。

儲かるクリーニング業には「ブランド」が必要なのだ、ということを改めて理解させられました。そのブランドには「綺麗にする」という品質が必ず入っております。人々に信頼されるお店が最終的に永続するお店となり、そのお店こそが利益をたくさん取ることができるようになるのでしょう。

皆さんのお店は価格を落として品質に妥協していないでしょうか?クリーニングビジネスを永続する方法はどうもここら辺にありそうです。とても良い訪問でした! 

綺麗に洗うとは?

皆さん、こんにちは。現在、ヨーロッパに移動中です。

そろそろ何かアップしないといけないな、と思っていたのですがちょっと最近気になっていたことがありました。それは「綺麗に洗う」ということです。結構世の中では嘘ギリギリの宣伝で人々を間違った方向性に進めている商品やサービスがあります。まずは世の中の商品について考えてみましょう。まずはP&Gで販売されているファブリーズという商品です。

https://www.myrepi.com/tag/myrepi-febreze

このホームページをご覧になって皆さんは本当にこのファブリーズが洋服を洗っていると思いますか?あれですべての物が綺麗になるのであれば世の中の革命です。汚れがついているのにそれをスプレーで吹きかけるだけで綺麗になるわけがありません。目に見えない汚れとはむしろ水溶性の汚れ、いわゆる汗や皮脂などです。しかしP&Gではこのような汚れがファブリーズで落とせる、と主張しているように見える宣伝です。実際にそんなスプレーで汚れが落ちると本当に思うのでしょうか?洗っていないのだから無理です。

それではこちらはどうでしょうか?

http://japanese.engadget.com/2014/07/29/10-swash-p-g-whirlpool-1-499/

これはSwashという洋服専門のメンテナンス器械と書かれています。これもファブリーズと同じ原理です。メーカーが一緒なのだから考えも一緒です。この器械の原理はよくわかりませんが、蒸気も一緒に発しているのかもしれません。それによってシワを伸ばすことはできるでしょう。

しかしながらこれも洗っていることにはなりません。これもファブリーズと同じやり方なのです。私はこの加工を「マスキング」と呼んでいます。汚れが発する臭いをこのスプレーにて表面からカバーすることで防ぎ、しかも除菌しているということを主張しているようです。天下のP&Gがやっているわけですから多くの消費者がこのような宣伝によって信じることはやむを得ないところでしょう。ただ我々は人々に「本当に綺麗にすること」で商売にしているわけですから、我々はこれを見逃すわけにはいきません。これは洗ってはいないのです。だから汚れが落ちているわけではないのです。これを消費者にもっと知らせる必要があります。

ではクリーニング店では本当に最高の状態でお客様の洋服を綺麗に洗っているのでしょうか?私はこれについても疑問に思っています。なぜならばほとんどのクリーニング店に蒸留器が設置されていないからです。実際に私は昔、あるところでセミナーを開催したのですがそこで蒸留器の必要性を訴えました。しかし、その話を聞いていたクリーニング店も販売店も同じように「蒸留器なんて使っている人はいないよ!その考え自体がおかしいのではないか?」と言われた記憶があります。その時は日本のマーケットについてあまり知らなかったこと、そして洗濯に対する知識が十分ではなかったことから「そうなのか・・・」と自分の考えを改めた思い出があります。

しかしそれは大きな間違いでした。良いクリーニング店はいつもすべての溶剤や水に対して最高の環境を維持しているのです。だから綺麗にできるのです。価格はお店の設定ですから我々が文句をいうところではありません。しかし、「綺麗に洗う」ということは最高の状態を維持することではないでしょうか?日本のクリーニング店全般にはとても希薄なのだ、ということをここで申し上げておきたいと思います。

やはりファブリーズやSwashなどには負けてもらいたくありません。是非、蒸留器を利用して最高の品質でお客様のお洋服を洗ってあげてください。

ジャカルタ最高級クリーニング店、Jeevesを紹介します

皆さん、こんにちは。

今回はインドネシアの最高級クリーニング店であるJeevesを紹介いたします。インドネシアに来たら必ずお邪魔するところです。JCPCの皆さんはすでにご存知のところですがやはりクリーニングの原点を常に考えさせられる先です。今回はわが社のタイ工場から3名インドネシアに来ていたので彼らに学習させることを目的としてお邪魔してきました。

中央にいらっしゃるのがMarcus社長です。私はインドネシアを一緒に旅している人には必ずと言っていいほど訪問してもらっております。

なぜならばいつも訪問すると必ずと言っていいほどクリーニングに対する心構えを考えさせられるからです。ジャカルタは残念ながら水がとても悪いのです。Jeevesではその水を浄化するのに相当な投資をしております。結果としてTDS数値をどれだけ抑えられるか?がキレイな水洗いをするかどうかのポイントとなります。TDSとはTotal Dissolved Solidsと言いまして総溶解固形物と言います。数値が高ければ不純物が多くて汚い水と言われてしまいます。参考値としてペットボトルのお水は55くらいでした。ちなみにジャカルタの水道水では270を超えてしまうのです。しかしJeevesのお水は7しかありません。この数値は驚くべき数値です。ちなみにこの水、飲んでおいしいか?と言われるとそうではありません。ミネラルが入っていないからです。

上の写真は右がJeevesで処理したお水。左はジャカルタの水道水です。どれだけ不純物が入っているかわかるでしょう。

こちらの左はペットボトルのお水。そして右はJeevesのお水です。ミネラルに鉄分が入っているのでこういう色になるのです。それぞれ電気を通してどれだけ鉄分が反応するか?を実験してみました。

しかし洋服の洗濯にミネラルは悪であることをJeevesは理解しています。だからその水質管理をしているわけです。この環境だからこそ綺麗に洋服を洗うことができるのです。そしてPH(ペーハー)ですがこれも7を上回ればアルカリ性、7を下回れば酸性となるわけですがが、彼らのお水はこれもしっかり7と中性を保たれているのです。これが綺麗に洗う源となります。日本は水道水のレベルが高いのでそのまま使っている人も多いと思いますが、今一度みなさんの水のあり方を考えてみるべきではないでしょうか?

洋服に対する考え方も立派です。彼らの工場にはいつも値段の高い洋服が入ってくるのでボタンなどアクセサリーの品質管理もとても大切に行っております。アクセサリーが損傷しないように事前に洋服から切り離してクリーニング後に再縫製するわけです。

この写真はお洋服から切ったボタン類です。洗濯が終了したら再縫製するのです。なかなかこれだけの手間をかけるクリーニング店はいないでしょう。

施設も本当に綺麗です。すでに20年が経過している本社ですが、工場も含めていつもピカピカの状態です。人に魅せる工場を常に意識して工場運営をしていることが良く分かります。

上の写真はちょうど社長が皮の椅子をクリーニングしている工程を説明しているのですが、気にしてほしいのは工場の床です。大理石です。綺麗ですよね。そして下の写真はワイシャツの手仕上げ工程です。機械も含めてとても綺麗です。働いている人々のユニフォームもとても綺麗なのが印象的です。

そして彼らの価格は・・・、あまり詳しくは聞きませんでしたがワイシャツは一番安くて700円から800円だそうです。日本の価格から比べると確かに高いでしょう。しかし立派に売上を上げています。ただ彼らが相手している顧客は我々日本人の平均からすると想像もできない高級層なのです。Jeevesの強みは顧客を絞り、その顧客のニーズをしっかり聞き、彼らのサービスを通じて大満足を提供することができることです。そんな高級層を相手にしているから商品のラッピングも素晴らしい!

何かだけが良くてもダメなのです。すべてがパーフェクトじゃないとだめなのです。それが高値で売れる秘訣です。それには大きな力が要ります。だから誰もができることではないのだと私はいつも訪問して再確認しています。それぞれのクリーニング店にはそれぞれの顧客がいるのでこれが全てではありませんが、この考え方は基本的にどの顧客に対しても必要な考え方です。是非参考にしてみてください。

インドネシアの展示会開催中

みなさん、おはようございます。

ジャカルタの展示会が昨日から始まっております。

この展示会はクリーニング・ランドリーだけでなく床のクリーニングなどいろいろなクリーニング機器が展示されております。ロシアの展示会と似ていますね。

三幸社もこの展示会に参加してこれで3年目。とうとうインドネシアも工場の機械化を考え始める時期に来ているようです。今まではランドリー工場は人を雇い、手でアイロンがけしてもらえればOKと思っていましたが、人件費の高騰が大きな経営問題となってきているようです。

この展示会を見てみるとまだまだ洗濯機の存在が一番目立つ展示会ですがこれからドライ機や仕上げ機もどんどん多くなってくることでしょう。その前にきちんとブランドイメージを定着できるように頑張ります。

ブログを始めます!

皆さん、こんにちは。三幸社の専務・打越圭介と申します。

私の会社は業務用クリーニング機器の製造及び販売をやっております。もっと詳しく言えばクリーニング店で使っている自動仕上機の製造及び販売をやっておりまして、ワイシャツの自動プレス機においては世界で最もシェアのある会社なんです。良かったら、弊社のホームページを是非のぞいてみてください。

www.sankosha-mfg.com

 

今回からブログを立ち上げることといたしました。今までFacebookで度々あげていた海外のクリーニング事情や私が見るクリーニング業界の問題点などをこちらで専門的に紹介したいと思います。故にFacebookでは業界的な話はしないでおこうと思います。

私はクリーニング業界の発展を心から願っている一人であります。しかし実態は価格重視ばかりで本当にお客様のお洋服を綺麗にしようとしている会社はあまり多くないと感じています。故にとても良いクリーニングをやっているお店については名前付きで良さを精一杯アピールしたいと思います。

また、アメリカ・ヨーロッパでは日本よりもクリーニングの文化が50年から100年は進んでおります。そんな進んでいるマーケットのお話もこれからこちらで発表していきたいと思います。

皆さんに多くの情報を提供したいと思いますので是非お楽しみに!